2010年06月21日

TV を見て   14

昨日の日曜日、BS2で、「死刑裁判」 という番組を見ました。

とても重たい内容で、ここに載せるのをためらってしまいました。

23歳の青年が、ナイフを持ち主婦を脅し、結果、もみ合いとなり

殺害にいたるのですが、当初は、お金目的で、偶発的な殺害に

いたってしまうのです。それで、死刑の判刑となるのですが、刑務所に

居た時の彼の心情が、残された手紙や、担当の国選弁護士、はたまた

担当検事の証言で、(死刑を求刑した検事です。)とても切なく、いたたまれない

思いになりました。彼が、人として変わってゆく有様、その生い立ち、

運 不運があるなら、不運をしょった彼に犯罪者といえ、同情をかってしました。

勇気を持って、このTVに出演した検事さんも、彼の”死刑”に長い間疑問を

持ち続けていたのです。その時の結果に対しての、判決なのですから間違って

いたといえないと思います。しかし、彼の人格の変化、そのスバラシサに殊更

痛い気持ちになったと思います。よく言う ”命の大切さ” を私も痛いくらいに

実感しました。犯罪者といえども、人間性のすばらしさ、価値観の高い意識、

きっとそうしたものが、多くの人を揺り動かしたと思います。

重たい話ですが、機会がありましたら、是非皆様もご覧下さい。

本当の意味での、”生きる” というものに良く対じ出来ると思います。

蛇足ですが、さすがNHKです。心の機微がとてもよくでていました。



TV を見て   14


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Posted by ミオちゃん at 21:31│Comments(0)
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