2012年02月19日
流石、勝負師の妻!!
「わて、勝負している訳じゃなかとよ。芯のある顔・眼をしてると言われますんや。」
「まぁ、アホちゃいますねん。それはそうと、スゴイ奥さんが居るんねん。」
「1月末に、”ボンクラーズ”と棋士との戦いを書きましたが覚えてまっか?」
「対局直前に米長永世棋聖は、”私は勝てるだろうか?”と奥さんに尋ねていたんだと。」
「”勝てません。”と婦人。」
「”全盛期に比べあなたには、決定的に欠けているものがある”と。」
「今あなたには、若い愛人がいない筈、それでは勝負に勝てない。」
「ひえ~スゴイ!!ぶったまげた。肝の据わったおくさんですわ。」
「コンピューターが角交換の斬り合いを挑んできたあたりから、穏便にいなしはじめた米長棋聖の形勢が逆転しはじめたそうだ。これは、睨みつけてきた相手の視線を避けてしまった事の同じことで、米長さんは、奥さんの言葉の意味を思い知ったそうだ。」
「愛人談義に託し、奥さんは"意気地”を語っていたんだと。」
「”意気地”は、人生・ニャンセイにおいて、ここ一番いかに大切かということですなぁ~。」
「流石、勝負師の妻。意気地があるお人です。」
「奥さん、あんたさんは、立派な勝負師ですわ。」
「実生活では、奥さんが、米長棋聖を抜き、”特上棋聖”ですな~」
「教訓1 男は、女に読まれてる。上手(うわて)は女子(おなご)さんですわ。」
Posted by ミオちゃん at 17:51│Comments(0)
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